ガソリン車用オイル
モーターオイルを選ぶ時、特にガソリンオイルは種類が多いので困りませんか?
ここでは、オイル交換のプロとしてのオイル選びのノウハウを紹介していきます。
<成分>
オイルの成分は大きく分けて3種類あります。
①化学合成油
②部分合成油
③鉱物油
上から順に高品質になります。
<グレード>
SN
SM
SL
こちらも上から順に高品質になります。
<粘度>
0W-20
5W-30
10W-30
などなど
うえから順にオイルが軟らか~硬いになります。
<オイルの選び方>
オイルの選び方にも色々な意見が有ると思いますが、国産車でスポーツカーでなければ
5,000km毎オイル交換をするとしますと結論を言います。
①成分 部分合成油
②グレード SN,SM
③粘度 5W-30
この選択が経験上ベストだと思います。
理由としまして、値段が安い、高品質、幅広い車種に対応の粘度。
パルでは、お客様の現場でドライバーさんのマイカー(主に軽自動車)や社長様の
マイカー(主にクラウン)のオイル交換を良く頼まれますが、この
SN 5W-30 部分合成油 を両車両とも使用しています。
軽自動車であれば、3,000円位ですのでお得です。
ディーゼル車用オイル
パルは運送業者様がメインの出張オイル交換業者ですので、ここでは
主にトラック用のオイルを解説していきます。2トン、4トン、大型車両です。
現在のトラック用のオイルは、大きく大別して2種類になります。
①DH-2 オイル(DPF.DPD付車両)
②CD,CFオイル
成分やグレードや粘度での分け方も有りますが、ガソリン車ほど複雑ではないです。
なぜかと言いますと、成分ではほとんどのトラック用のオイルは鉱物油です。
グレードも S-30, CF , CF-4 になりますが、記入されていない事が多いです。
粘度も 5W-30 ,10W-30 15W-40 が一般的です。
通常は、①と②の両方に使える DH-2 10W-30 が広く使われています。
バン(ハイエース、キャラバン)車用ディーゼルオイル
先程はトラック用オイルを説明しましたので、今度は
バン(ハイエース、キャラバン等)のディーゼルオイルを説明します。
一昔前は、トラック用の CF 10W-30 オイルを使用していましたが、
ディーゼル規制が厳しくなりバンにもトラックと同じような、
廃ガス除去装置が付いています。
ですのでオイル選びの選択肢は DL-1 の一拓です。
これに粘度選びが有りますが、ほぼ 5W-30 です。
①廃ガス除去装置付車 DL-1 5W-30
②上記以外のタイプ CF 10W-30